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2023.04.21
空調設備についての豆知識 ダクト工事を施工するメリット

風を導く管となるダクト…。

空調設備工事ではこのダクトのメンテナンスも必要になります。

空調設備について、一般的にはあまり知られていないですよね。知識を少し増やしてみませんか?

ダクトが活躍する場所

空調設備は住宅ならエアコンが1つの代表例です。

主に大きい建物に取り付けられる空気調和設備のことをダクトと指します。

空調設備機器によってつくりだした冷気や暖気、それらはダクトを通じて各部屋に送り届け、室温をコントロールするなど、建物内で私たちが快適に過ごすためには欠かせない設備になっています。

空調設備についてはオフィスビル、ショッピングセンター、病院、学校など多くの人が集まる建物の中には必要不可欠。常に新鮮な空気を届けるためにダクトが活躍します。

上下階、横へも繋がる建物内にダクトをつなげて空気の道をつくることで、新鮮な空気を建物内に取り込むことができます。

そして、澱んだ空気を屋外へと排出して、建物を快適に保ってくれます。

ダクトの種類

ダクトは、さまざまな用途に用いられる設備です。

ここでは種類についてご紹介します。

 

空気調和用ダクト

空気調和機で調整した温風や冷風を運ぶダクトです。

空気調和機から室内に送り込むダクトを給気(SA)ダクト、室内から空気調和機に戻るダクトを還気(RA)ダクトといいます。

業務用エアコンがその代表的な空調設備です。

 

換気用ダクト

気密性の高い建物では、換気用のダクトを用いて室内に新鮮な空気を送り込む必要もあります。

室内へのダクトを外気(OA)ダクト、汚れた空気の排出には排気(EA)ダクト。

私たちの生活の中では、焼肉屋さんでの煙を排出するダクト(厨房排気)がイメージできるでしょう。

あれは排気(EA)ダクトになります。

 

排煙用ダクト

火災発生時に煙を屋外に排出するためのダクトで、排煙(SM)ダクトといいます。

ダクトのカタチ

空調設備となるダクトのカタチには「角ダクト」と「丸ダクト」があります。

取り付ける建物の用途だったり、取付ける場所、見た目、コストといった要件を踏まえて使い分けられています。

 

ダクトの役割

空調設備の代表格となる業務用エアコンで見てみましょう。

一般的に、エアコンで暖かくなったり冷たくした空気についてはダクトを通って供給されて空気を快適にしています。

業務用なら、それぞれのオフィスに供給されます。

さらに、外調機なら空調に加え換気も行ってくれるので、室内のCO2濃度を減少できます。

CO2濃度を下げるためには室内の空気を換気する必要がありますよね。

ダクトは、人が建物内で快適に過ごせるための役割を果たしてくれています。

メンテナンスについて

空調設備についてメンテナンスは必ず必要になります。

外からの空気(OA)を入れる際、大気中の汚染物質の影響を受けてしまうダクト。

砂ぼこりや排気ガスの成分が多く、雨や湿気の影響で錆が発生することもあります。

外気からはカビなどの微生物が入り込んでくるので、メンテナンスが必要不可欠です。

そのため、空調設備工事では、修理や点検なども総合的に行なってくれる業者に相談しなければなりません。

取付け

空調設備工事を依頼するならダクトの取付けについても確認しておきましょう。

主に天井裏に取り付けることになります。そのため私たちの目にする機会はほとんどありません。

しかし、天井裏という限られたスペースには、給排水配管、電気配線類など、建物に必要な設備も収められています。

とりわけダクトは一番大きい設備ですから、効率よく機能的に収めることが必要です。

空調設備については断熱性能を高めるためにも専門業者に相談しましょう。

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