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コラム

2023.03.17
冷媒工事とは 空調設備を導入するなら必ず必要になる工事

冷媒工事といっても、一般の方々にはイメージがつかないかと思います。

家庭用エアコンや業務用エアコンなどの空調設備において必要になる工事です。

もしも、空調設備を導入したり、メンテナンスを考えているならぜひ、ご覧になってください。

冷媒管とは

エアコンなどにおいて、熱を伝える役割を果たすアンモニアなどの液体や、ガスの入った管のことを冷媒管といいます。エアコンの室内機と室外機を結ぶ管です。

エアコンの中で、室内機と室外機の間をアンモニアの液体やガスがぐるぐると回っています。

冷媒の役割は、空気中にある熱を運ぶことにあります。

冷房モードにすると部屋の熱を外に、暖房モードにすると外の熱を部屋に移動させる役割です。

室内へは、室外機の熱交換器によって液化された熱が運ばれ、室外へは室内機の熱交換器によって気化した熱が放出されます。

冷媒配管の寿命(耐用年数)

この熱を伝える役割を持つ冷媒管も経年劣化してしまいます。耐用年数は30年ほど。

しかし実際には、使用条件や環境などによって異なりますが、定期的なメンテナンスも必要になります。

冷媒配管というのは、家庭用・業務用で異なります。専門となる配管工に依頼をし、交換あるいは取り付けなどをお願いしましょう。

冷媒配管工事とは

家庭用・業務用どちらのエアコンの設置工事にしても、また、空調システムの設備工事にしても必要となるのが「冷媒配管工事」になります。

一般の方々にとっては家庭用エアコンの方がイメージが付きやすいかと思いますが、室内のエアコン本体とエアコンの室外機を繋ぐ冷媒配管工事を行わなければ、エアコンは稼働しません。

なぜなら、先に説明したように、エアコンは冷媒と呼ばれる液体やガスがエアコン本体と室外機の配管を通じて循環する仕組みだからです。

この配管は一般的に銅管で出来ています。中の管が折れるとガス漏れの原因になるので、丁寧に扱う必要もあるため、配管工に依頼をしなければなりません。

冷媒配管は、万が一不具合が起きてしまうと、性能の低下や故障に繋がるのはもちろん、フロンを漏洩することになってしまう場合もあります。

しかし、冷媒配管工事によって通常に機能し続けるなら、省エネ効果やコスト削減にも繋がります。

業務用エアコンの場合、家庭用エアコンよりも冷媒配管が太く作られています。

大規模な空調システムを導入するのなら、冷媒配管を曲げたりする工程も必要となります。

配管の溶接工事などの技術も必要です。

依頼先について

冷媒配管工事とはいっても、家庭用のエアコンと異なり、業務用エアコンや大規模空調システムを導入するなら、経験を持っている会社はそう多くありません。

経験を持っていたとしても冷媒配管工事単体で請け負う会社は少ないのも事実。

冷媒配管のみでの依頼が可能なのか、どんなメーカーの冷媒配管にも対応することができる専門の会社を選ぶようにしましょう。

経年劣化からの不具合や、環境と業務デメリットを与える問題を的確に解決する知識と経験を持つ会社はそう多くはありません。

冷媒配管工事単体のみでも受けてくれるのは自信があるからこそです。

また、ダクト工事や保温工事とセットでの依頼。

ほかにも、業務用エアコンには定期的な点検、排水の除去などの整備、メンテナンス記録の保存、フロンの管理などが必要になります。

なので、冷媒配管工事とはいっても、こうしたアフターサポートまで行える会社を選ぶようにしましょう。

おわりに

冷媒配管工事の施工はD I Yできるほど簡単ではありません。

必ず、専門の会社に依頼をしましょう。快適な室内環境を約束してくれるでしょう。

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