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2022.12.16
エアコンの効きが悪い?もしかしたら冷媒の劣化かも

オフィスでも住宅でも、空調設備は完備されているのが当たり前になっています。

空調設備の代表格となるのはエアコンですよね。夏や冬に使用しますが、お部屋の中を冷やしたり暖めたりできるのは「冷媒」のおかげだと知っていますか?今回はこの冷媒の劣化のお話です。

エアコンの仕組み

エアコンには、空気の熱を汲み上げて冷却したり加熱をするヒートポンプ技術が使われています。

必要なエネルギーは空気の中の熱を汲み上げるための電気エネルギーだけなので省エネ技術です。

この熱を汲み上げるときに欠かせないのが「冷媒」です。

その働きについて知っておくと劣化させないためのメンテナンスが必要になることも理解ができますよ。では、見てみましょう。

 

エアコンの中では、室内機と室外機の間を冷媒というガスが回っている状態です。

先に述べたように、冷媒の役割は空気の中にある熱を運ぶことにあります。

エアコンのリモコンで冷房にすると部屋の熱を外へ、暖房にすると外の熱を部屋へと移動させる働きかけをします。

室内機と室外機の間を回っているこの冷媒が、空気中にある熱だけを部屋の中に運びます。

冷媒の不思議

では、なぜ冷媒にはこのようなことができるのでしょうか?

不思議に思いますよね。

それは、気化熱と関係しています。例えば、注射をする際にアルコール綿で腕を消毒しますよね。

その際、一瞬ヒヤっとするかと思いますが、あれはアルコールが気化(蒸発)するときに体の熱をうばっているからです。

液体から気体になるときには、周囲から熱をうばい、反対に気体が液体になるときには周囲に熱を放出する原理原則があります。

冷媒として使われているフロンは常温だと気体です。

しかし、圧力をかけると液体になり、圧力を下げると気体に戻ります。

暖房時には室外機で液体から気体になり外の空気の熱をもらいます。

熱をもらった冷媒は、室内機に移り気体から液体となって熱を部屋の中に運びます。

なので、冷房ではその逆の動きになりますよね。

冷房時、外にある室外機から熱い空気が出ていますが、それはもともと部屋にあった熱です。

劣化の原因

最近、エアコンの効きが悪いと思うことはありませんか?

あるいは、節電しているのに電気の使用量にあまり変化がない、なんてことはありませんか?

もしかしたら、劣化が原因かもしれません。

エアコンにはコンプレッサーと呼ばれる圧縮機が備えられています。

ここで、エアコンの原理として先に述べたように、アルコールが蒸発する際に周りから熱をうばう作用についてお話しました。

この原理を応用し、エアコンは室内機の中で揮発性の液体を蒸発させて、周りの空気を増やして冷気を生み出しています。

コンプレッサーはこの蒸発した冷媒を回収して圧縮するエアコンの心臓部になります。

この心臓部に微細なキズや摩耗が生じると、隙間から冷媒ガスが漏れてしまい、圧縮効率が落ちてしまいます。

冷媒ガスの圧縮効率が低下すれば、その能力が弱まります。それによりエアコンの効きが悪い状態に陥るのです。

特に年式の古いタイプのエアコンは、設定温度に至るまでの運転時間が長くなり、結果として消費電力量が増えてしまいます。

これにより、どうしても節電効果が期待できません。

なお、冷媒ガスの漏れは高速運転時より低速運転時に影響を与えます。

心臓部であるコンプレッサーは、エアコンの中でもっとも電力を消費する部品です。

その性能の低下は消費電力量の増加を招きますから、劣化しているなら交換あるいは修理が必要になります。

まとめ

劣化しているかどうかは、先に述べたようにエアコンの効きの悪さをはじめ、室外機の騒音や回転振動の違和感からも判断ができます。

劣化した機器そのものの買い替えが必要になることもありますので、早めのメンテナンスを考えましょう。

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