COLUMN
コラム
2020.06.19
業務用エアコンは修理・交換どちらをすべき?
エアコンの不具合に対して、打つべき手がわからずに困っているということはありませんか?
見て見ぬ振りをして放置していると、いざというときに機能せず、より困ってしまうかもしれません。
そのため、基本を理解した上で、早めの対策をすることが大切です。
業務用エアコン(パッケージエアコン)の寿命・耐用年数は?
まず、業務用エアコン(パッケージエアコン)の寿命・耐用年数がどのくらいなのかを確認しておきましょう。
一般的な業務用エアコンの寿命は、6~15年が目安とされています。
ただし、同じエアコンでも、使用環境やメンテナンスの頻度などによって
寿命が違ってくることから、一概には言えない側面もあります。
修理と交換どちらにすべき?
業務用エアコンが不調に見舞われたとき、
修理と交換のどちらを選択すべきなのかは、悩みどころと言えるでしょう。
修理と交換を比較してみると、基本的には修理よりも買い替えたほうが、
費用面でお得なケースが多く見られます。
ただし、どちらが適しているかは、設置年数や使用状況、
エアコンの状態によって左右されるので、しっかり確認しておきましょう。
保証期間を確認!
設置してから間もないエアコンであれば、まずは保証期間を確認してみてください。
保証期間であれば、修理をして使い続けるほうがお得なケースが多々あります。
なお、保証期間がすでに過ぎており、修理内容が大掛かりなものになるほど、修理費はかさみます。
そのため、交換する場合との費用を比較し、どちらかお得になるかを検討する必要が出てくるでしょう。
(※保証期間:メーカーによって異なるが、1年間くらいのケースが多い。)
設置年数が長いと修理は困難
メーカー側は、修理に必要となる部品を、製造終了から約9年間は保有しています。
しかし、この保有期間の9年以上が経過すると、
部品が手に入らなくなる可能性もあるので、そもそも修理を行うことができない場合も出てきます。
購入後15年以上経っているエアコンであれば、新しい機種に交換したほうが省エネ効果も高く、
ランニングコストの面からもお得になる可能性が高いと言えるでしょう。
ただし、上記の年数などはあくまで目安なので、状態をチェックしてもらうことをおすすめします。
どんな形が種類がある?
・形(天井カセット型・壁掛型ほか)
まずはエアコンの形についてです。
主要な4つの形をご紹介するので、設置場所などに応じて適した形を選びましょう。
・天井カセット形4方向
四角い形状で、4方向から風が吹き出し、室内全体に風を送ることができます。
天井に埋め込むタイプなのでどのようなインテリアにもなじみやすく、
店舗やオフィスなどでよく使用されています。
・天井吊形
天井から吊るされた状態で取り付けられるタイプで、天井への埋め込みはされません。
吹出口は1方向で音が静かという特徴があり、設置が比較的簡単に行えるという利点もあります。
主に、飲食店や広めのオフィスなどで用いられています。
・壁掛形
家庭でよく目にするエアコンと似た形状で、壁に取り付けるタイプです。
設置やメンテナンスがしやすいため、小さめの店舗やオフィスでよく使用されています。
コンパクトなサイズや馬力の大きい商品など、幅広く販売されています。
・床置形
床に据え置きするタイプのエアコンで、設置やメンテナンスが簡単という利点があります。
インテリアの邪魔にならないスリムでコンパクトな形状のものや、
操作しやすいように工夫された商品も見られます。
設置に要する費用や時間を少なくしたい場合におすすめです。
シーズン前の場合は早めの問い合わせが重要
空調の不具合に気づいたら、繁忙期に入る前に早めに業者に問い合わせることが重要です。
エアコンの効きが悪いなどの不具合を感じた場合には、
本格的にエアコンが必要な時期を迎える前に、早めに業者に点検してもらいましょう。